【HSK5級語法】“作为”の意味や使い方を解説!ハイレベルな理解で一歩先の中国語を!【中国語文法】
こんにちは、このめです!
今回は“作为 zuòwéi”の意味や使い方に関して解説していきます!
“作为”はHSK5級レベルの重要な語法の一つで、多くの意味を持つ単語としても重要です。
以下では特に語法を中心に解説していきます。
意味
[前] ……として
人の身分や物事の性質を引き出すために、「……として」という意味で使われます。
今回扱うのは、この「……として」という意味です。
(ここでは前置詞(介詞)としていますが、動詞とする考え方もあるようです。)
[動] ……とする(となす)、……とみなす
- 我把游泳作为锻炼身体的一种好方法。
Wǒ bǎ yóuyǒng zuòwéi duànliàn shēntǐ de yì zhǒng hǎo fāngfǎ.
私は水泳を体を鍛える一つの良き方法としている。
[名] 行為、行い
- 评论一个人,不但要看他的谈吐,更要看他的作为。
Pínglùn yíge rén, bùdàn yào kàn tā de tántǔ, gèng yào kàn tā de zuòwéi.
人を批評するには、その人の話しぶりだけでなく、その人の行いまで見る必要がある。
[名] 成果、業績
- 他是很有作为的年轻人。
Tā shì hěn yǒu zuòwéi de niánqīng rén.
彼はとても成果を出している若者だ。
発音は"zuòwéi"
ちなみに、発音は “zuòwéi" (“zuo4 wei2") となります。
声調までしっかりと確認しましょう。
使い方
用法
“作为”+(目的語)
“作为”は、必ず直後に目的語(名词性宾语)を伴います。
“作为〇〇”で「〇〇として」という意味になります。(〇〇は目的語)
“作为……,……"
「……として、……」
比較的多く見かけるのは、"作为……,……" あるいは “……,作为……,……" のような文頭に用いられる形です。
“……,作为……,……" とあった場合、基本的に “作为……,……" がワンセットで、「……。……として、……」のような構造となっていることがほとんどです。
“S+作为……"
先ほどとは異なり、"作为"の前に主語がある場合もあります。
この場合、“作为”と直後の目的語がワンセットで、「Sは……として……」となります。
以下の例文で確認してみましょう!
用例
- 作为一名医生,他把治病救人放在第一名。
Zuòwéi yì míng yīshēng, tā bǎ zhìbìngjiùrén fàng zài dì yī míng.
医師として、病気を治し人を救うことを第一に考えている。
- 作为老师,我们要对学生负责任。
Zuòwéi lǎoshī, wǒmen yào duì xuéshēng fù zérèn.
教師として、私たちは学生に対して責任を負わねばならない。
- 她作为人民代表参加这次选举。
Tā zuòwéi rénmín dàibiǎo cānjiā zhè cì xuǎnjǔ.
彼女は国民の代表として今回の選挙に参加する。
- 西红柿是世界上种植非常普通的蔬菜,中国作为主要生产国之一也在扩大它的种植面积。
Xīhóngshì shì shìjiè shàng zhòngzhí fēicháng pǔtōng de shūcài, zhōngguó zuòwéi zhǔyào shēngchǎnguó zhī yī yě zài kuòdà tā de zhòngzhí miànjī.
トマトは世界でごく普通に栽培されている野菜であり、中国も主要生産国の一つとして栽培面積を拡大している。
搭配(組合せ)
作为学生 | 学生として |
作为老师 | 教師として |
作为……的证据 | ……の証拠として |
作为……的动机 | ……の動機として |
作为……的代表 | ……の代表として |
作为……的代替 | ……の代わりとして |
この他にも、多くの組み合わせ(搭配)が考えられます。
補論
上では語法(「……として」)に絞って解説しましたが、他の意味についても搭配(組合せ)を紹介しておきます。
搭配(組合せ)
作为不端 | 行いが正しくない |
有作为 | 能力がある |
大有作为 | 大いに活躍する余地がある |
有所作为 | 為すところがある (成果を上げる) |
无所作为 | 為すところがない |
いかがでしたか?
中国語を勉強していると避けては通れない“作为”。
写作(ライティング)でも阅读(リーディング)でも使う機会は多いと思うので、ぜひ何度も確認して覚えてみてください!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません